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① 調査の準備

「準備の質」とはなにか?

 調査をするときは当然なにか目的があって始めるわけですが、準備が大切です。「準備」というと、どういうことを思い浮かべるでしょうか?「調査期間を決める」「質問文を決める」「どこの業者を使う」このようなところが多いのではないでしょうか。しかし、これだけではうまくいかないことが多いです。分析や結果が出たあとの対策まで想定しながら設計をしていかないと、分析や対策の際に取扱に困ってしまうのです。

 では、どういった準備が必要なのでしょうか。会社によって異なりますから、パターンを断言することはいたしませんが、重要度も明記しながら、準備ですべきことを記載してまいります。

調査全体の概念(コンセプト)を図にする

 従業員の意識といっても様々です。一般的には30問程度。多く問えても60問程度です。どのあたりに課題があることが推察され、どうなって欲しいかを明確にしてから調査を設計することが大切です。

回答者に負担のない質問数を決める

もっとも最適な調査期間を推定する

どういう分析をしたいかを考える

どういう報告が必要で、各職場・各社員にはどう活かしてもらうかを考える